こんにちは博報堂プロダクツ九州支社の川崎洋と申します。
突然ですが皆さんに質問です。
車は所有派ですか、それともシェア派ですか?
私、以前は所有派でしたが、数年前からシェア派に変更しました。
子育てがひと段落したことや、駐車場代やガソリン代など毎月の固定費を減らしたいこと、
そして某カーシェアサービスのあまりの便利さに惹かれてすっかりシェア派になっています。
どんなところが便利かというと、個人会員になって基本の月額利用料をお支払いすれば、車を好きな時間帯、必要な時間帯だけレンタル出来ることや、自分の好みに応じて色んな車に乗ることが出来たりする点などなどありますが、一番は自分の運転を可視化してくれることです。
走行距離は勿論、急発進、急ブレーキの回数などレンタル終了後に毎回運転記録が送信されてくるんです。それを見ながら、毎回自分の運転を振り返り、反省しています。
ちなみに昨日は急発進が8回ほど。。
法人契約の場合、安全運転走行距離に応じて、社員のマイカー購入時に保険割引が適用されるとか。
自分の運転履歴の可視化は、これからすごく大事になってくるデータだと思います。
皆さんご存知のとおり毎年高齢者のアクセルとブレーキの踏み間違いによる交通事故などが後をたちません。
※もちろん高齢者に限った事故ではありませんが。
しかし人が細心の注意を払って運転する、気を付けて運転するなどには限界があり、安全運転を半ば強制的にできる仕組みづくりが必要だと思います。
例えば、今後マイナンバーカードと運転免許の紐付けにより、過去の事故歴、違反歴を可視化できるようにし、50歳以上で車を運転する際には急発進や急ブレーキ、最高速度などの履歴も取得できる車に乗る事が義務付けられるようにします。
ある一定の基準をクリアできる運転ができてないと最高スピードが制限される車にしか乗れなかったり、乗車する時間帯を日中に制限したり、歩行者の多い道路付近は走行できないなどの基準を設けることにより、事故発生を回避することができると思います。
どうしても安全運転ができない方は免許を返納してもらうのですが、タクシーや公共交通機関を格安で利用できるなど。
人の「注意する」「気を付ける」には限界があると思います。特に高齢者になると注意力、判断力も鈍ってきます。デジタルの力で事故を発生させないためのデータの可視化、対策の仕組み化を行うことにより、より安全で快適な社会をつくる事ができるのでは無いでしょうか。
デジタルで暮らしが変わる。
デジタルでもっと便利で快適な世の中に。
ダイレクト マーケティング プロデューサー
川崎洋
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